知っていると快適な家づくりの参考になる！注文住宅の雑学をまとめて紹介！

光熱費を削減できる断熱性能が高い注文住宅

光熱費削減を考えた住宅は、省エネ設計の注文住宅を建てることが大前提です。
断熱性能に優れた家は高断熱住宅と呼ばれており、外気が入り込みにくく室内の空気が逃げにくく作られています。
構造的には壁や床、天井などに断熱材を用いるだけでなく、ペアガラスにして断熱効果を高めています。
夏の時期は、暑い空気を遮断したり冬の時期には寒気の流入をさえぎる効果があります。
暑さで部屋に設置されてる冷房をつけて、冷風を外に逃がすのを防いだり冬の時期には暖房をつけて部屋中に暖まった空気を室内から出すことを防げます。
住宅の間取りに関しても天井に明かりが入るようにすることで光熱費を削減できるようになります。
太陽の光だけで部屋の明かりを採り入れることができます。
注文住宅を建てる際には窓を大きくすることで暖かい日光をとり込むことによって、冬に暖房をつける日が減ることができます。
夏の直射日光を遮られるように部屋の窓に遮光カーテンをつけることも必要です。

注文住宅は高い断熱性能で冷暖房の効果を高める

従来型の注文住宅では壁内に断熱材を使用することで一定の断熱性能を得ていましたが、ここに来て導入事例が増えているのが遮熱材の存在です。
夏の暑さの例では断熱材を使用した場合は熱を吸収するので、室内への熱の侵入を一定は防いでくれますが、夜間になって外気温が下がる時間帯でも今度は壁内に籠った熱が放出され、いつまでも室内の気温が下がりにくくなる傾向にあります。
一方の遮熱材の場合は太陽光などから与えられる輻射熱を跳ね返し、壁内に熱が籠ることも皆無で冷房の効率を高めてくれるのが特徴です。
断熱材は厚みのある素材で壁の中に圧縮して設置するため施工にも手間がかかりますが、遮熱材なら薄いシート状なので簡単に貼り付けるだけで完了します。
コストが大差無いだけではなく断熱性能が飛躍的に向上することから、注文住宅を建築する際に始めから遮熱材を選択するケースが増えているほか、リフォームをきっかけに古い断熱材から入れ替えをするケースもあります。